2011年2月3日～5日の3日間、米国コロンビア大学病院より内科のCharles Powell准教授をお招きして、研修医の指導を行ってもらいました。内容はPowell先生の専門領域である呼吸器を中心に、症候や疾患のレクチャーやケースセッションを行いました。Powell先生から日本の医療とは異なる北米式の疾患アプローチの仕方や考え方を学びました。研修医の先生も自分の症例をパワーポイントで発表したり、ベッドサイドでPowell先生と一緒に診察を行ったりしました。今年は例年以上に研修医の先生から質問や意見が積極的に飛び出し、充実したレクチャーになりました。さらに研修医の皆さんのすばらしい発表にPowell先生もびっくりしていました。また、初日の歓迎会と最終日の送別会では勉強以外の様々な話題で盛り上がり、こちらでも予想以上の交流ができ、とても有意義な3日間だったと思います。今回の研修が、将来専門医や指導医という立場になる研修医にとって、世界に向かって大きく羽ばたく一歩となってもらえれば幸いです。最後に、今回の研修にあたり多大なるご指導とご協力いただいた第三内科と胸部外科の科長を初めとする指導医の皆さんに厚く御礼を申し上げます。