1月29日（金）に音羽病院の酒見先生をお迎えして、研修医セミナーとして「症例検討会」を行いました。酒見先生は京都大学卒業後、一貫してジェネラルの道を歩んでこられた先生で、総合的な臨床診断に関して執筆も多数あります。今回は、1年目研修医の渡部先生と2年目研修医の斧山先生から症例を提示してもらい、酒見先生が進行役で、病歴・身体所見から鑑別診断を考えて、検査を考えて診断を絞り込んでいくという流れで行いました。かなりのbig caseであったにもかかわらず、徐々に正解に近づいていく過程は非常に興味深く勉強になるものでした。途中、酒見先生の手持ちのスライドから、提示症例の診断に関するキーポイントレクチャーもあり、研修医だけでなく、学生も何名か参加し勉強になり、とてもよいセミナーができました。後日、酒見先生からメールが来て、「楽しいセミナーで、また来たいです。」ということでした。是非、また皆さんと勉強する機会を設けたいと思います。