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鳥取大学医学部附属病院
卒後臨床研修センター
〒683-8504
米子市西町36番地1
TEL0859-38-7025

1. プログラムの目標

到達目標

医師としての自覚を涵養し、将来の専門性にかかわらず、医学・医療の社会的ニーズを認識しつつ、日常診療で頻繁に遭遇する疾患や病態に適切 に対応できるために、プライマリーケアの基本的診療能力(態度、技能、知識)を身につける。


行動目標

  1. 患者を全人的に理解し、患者・家族と良好な人間関係を確立する。
  2. チーム医療の構成員としての役割を理解し、医療・福祉・保健の幅広い職種からなる他のコメディカルメンバーと協調する。
  3. 問題対応型の思考を行い生涯にわたる自己学習の習慣を身につける。
  4. 患者ならびに医療従事者にとって安全な医療を遂行し、安全管理の方策を身につけ、危険管理に参画する。
  5. 患者ならびに家族との信頼関係を構築し、診断治療に必要な情報が得られるような医療面接を実施する。
  6. チーム医療の実践と自己の臨床能力向上に不可欠な症例呈示と意見交換を行うようにする。
  7. 保健・医療・福祉の各側面に配慮しつつ、診療計画を作成し、評価ができるようにする。
  8. 医療の持つ社会的側面の重要性を理解する。

経験目標

  1. 必修科目プログラム、選択必修科目プログラム、選択科目プログラム、プレローテーションカリキュラム、総合プログラム等を用いて
    (ア) 経験すべき診察法・検査の手技
    (イ) 経験すべき症状・病態・疾患
    (ウ) 特定の医療現場の経験などの新医師臨床研修制度で定められている経験目標。