診療科 | 心臓血管外科 |
---|---|
英語術式名 | Ra-CABG(Robotically assisted coronary artery bypass grafting) |
保険適用 | 有 |
適応 | 冠動脈狭窄症 |
ロボット支援により、内胸動脈の採取が従来よりも正確で綿密にできるようになります。胸の真ん中を切るのではなく左前胸部に7-10cmの小切開を置くだけで冠動脈バイパス術が可能となり、術後の痛みが軽減され、早期退院、早期社会復帰が可能となります。
当科では、心臓手術をできるだけ体の負担が少なくできるように工夫してきました。大動脈瘤に対するステントグラフトを用いた血管内治療や大動脈弁狭窄症に対するTAVI(タビ手術)などもいち早く取り入れました。平成23年から小切開手術にも取り組んでおります。ロボット支援下の弁手術は平成31年から僧帽弁形成術を中心に積極的に行っており、中国地方でロボット支援下の心臓手術を行っている施設は鳥取大学だけです。