経口的ロボット支援手術

診療科 耳鼻咽喉科・頭頚部外科
英語術式名 TORS(Transoral robotic surgery)
保険適用
適応 中咽頭癌、下咽頭癌、声門上癌

術式の概要

口腔に開口器を挿入し、咽頭を展開した後、口腔内よりロボットの内視鏡および鉗子を挿入します。
腫瘍の浸潤範囲を確認し、咽喉頭癌を切除します。軟口蓋の欠損が大きい場合には軟口蓋形成を併施します。
頸部リンパ節へ転移がない症例では、皮膚を切開する必要はありません。

長所・患者のメリット

経口的な切除により、嚥下機能の温存や口渇・味覚障害など放射線治療によって生じる合併症を避けることができ、また、入院期間を著明に短縮することができる。
鉗子の操作性の向上に伴い、繊細な操作が可能になるのみならず、操作腔が狭いため従来の内視鏡手術では操作が困難であった領域での切除が容易となりました。

耳鼻咽喉科・頭頚部外科の特徴

切除時に狭帯域光観察を用いて腫瘍の浸潤範囲を詳細に確認しながら切除を行なっています。 超音波検査装置を術中に使用し、腫瘍の深部浸潤の確認や周囲血管を確認しながら、安全確実な切除を行なっています。

実績

令和2年4月末までの実績:18件
平成30年8月に、本術式は薬事承認されました。