ロボット支援僧帽弁形成術

診療科 心臓血管外科
英語術式名 RAMVR(Robotically-assisted Mitral Valve Repair)
保険適用
適応 僧帽弁閉鎖不全症

術式の概要

現在、当院でもおこなっている小切開心臓手術(低侵襲心臓手術:minimally invasive cardiac surgery (MICS))による僧帽弁形成術をロボット支援下におこなうものです。ロボット支援下に行うことにより、より精密な僧帽弁の修復ができることはもちろん、従来のMICSよりもさらに手術創を小さくすることができ、また肋骨間を無理に広げなくても良いので、痛みも軽減できます。
鳥取大学は、ロボット心臓手術関連学会協議会による実施施設認定を取得しています。現在、院内の手続き中で、本年中には開始できる予定です。

長所・患者のメリット

ロボット支援により、従来よりも正確かつ綿密な僧帽弁形成術が可能となります。また従来の小切開心臓手術は、7-10 cm程度の創でしたが、それがさらに小さくでき、また、従来は肋骨と肋骨の間を手術器具で開いて手術をしていましたが、それが不要となり、術後の痛みを軽減できます。

心臓血管外科の特徴

当科では、心臓手術をできるだけ体の負担を少なくできるように工夫してきました。大動脈瘤に対するステントグラフトを用いた血管内治療や大動脈弁狭窄症に対するTAVI(タビ手術)などもいち早く取り入れました。小切開心臓手術も平成23年から取り組んでおります。ロボット支援下の弁手術が、平成30年4月に保険適応となったこともあり、これを導入すべく準備を進めています。

実績

令和2年4月末までの実績:
ロボット支援下僧帽弁形成術 3件
冠動脈バイパス術3件
(小切開心臓手術の詳細については、鳥取大学医学部附属病院ホームページの心臓血管外科のページをご参照ください。)