肝臓の病気と肝炎ウイルスについて

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肝臓の病気と肝炎ウイルスについて

肝臓の働き肝臓は悪い部分が生じてもほかの部分がその機能を補うことのできる予備能力に優れているため、重症化するまで自覚症状があらわれないことが多く、沈黙の臓器と呼ばれています。

一生に一度の肝炎ウイルス検査、人間ドック等の定期的な健康診断に加え、日ごろからバランスの良い食生活と運動習慣を心がけることが大切です。

 

肝がん順位日本の死因第1位は悪性新生物(がん)ですが、肝細胞癌は男性では4番目、女性では6番目に多いがんです。

肝がんの死亡者は減ってきてはいますが、現在でも年間約2万7千人が亡くなっています。

 

肝細胞癌の成因

肝細胞がんの発生する主な要因は、B型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルスの持続感染です。

ウイルス感染以外の要因としては、多量飲酒、喫煙、食事性のアフラトキシン(カビから発生する毒素の一種)、肥満、糖尿病、男性であること等が知られています。

最近では、肝炎ウイルス感染を伴わない肝細胞がんが増加してきているという報告もあり、その主な要因として、脂肪肝が注目されてきています。        

国立がん研究センターホームページより https://ganjoho.jp/public/cancer/liver/

 

 

 

肝炎を放っておくと

 

気づいた時には肝細胞癌になっていたということがないよう一生に一度は肝炎ウイルス検査を受けましょう!

 

 

鳥取県の初発肝細胞がんの成因②
鳥取県では依然として、B型肝炎ウイルスあるいはC型肝炎ウイルスが肝細胞がんの原因の約半数を占めています。また、近年肝細胞がんの原因として脂肪肝が増えており、鳥取県においても原因の約1/3を占めています。

 

肥満注意