鳥取県と日本肝臓学会および鳥取県肝疾患相談センター主催で2018年9月8日(土)に米子市の国際ファミリープラザ、9月9日(日)に鳥取市のとりぎん文化会館で、平成30年度鳥取県肝炎医療コーディネーター養成研修会を開催しました。
鳥取県では初めての公式の研修会であり、医師・薬剤師・看護師・保健師・検査技師などの医療関係者や行政・事務従事者を対象に、新規受講者の方には終日、過去3年間に肝炎医療従事者研修終了者には午後のみ受講していただきました。
午前中は鳥取県肝疾患相談センターの的野智光助教と岡野淳一センター長がB型とC型肝炎・脂肪肝・肝硬変・肝細胞癌の講義と鳥取県福祉保健部健康医療局健康政策課が鳥取県の肝炎対策の講演を行いました。午後は山口大学大学院医学系研究科消化器内科学・肝疾患センター副センター長の日高 勲先生をお招きして、肝炎医療コーディネーターの役割や山口県での活動を紹介していただきました。2日間で約100名の受講者があり、鳥取県も肝炎医療コーディネーター育成の第一歩を踏み出したところです。今後は、鳥取県と連携しながら肝炎医療コーディネーターの活動状況を把握し、活動を促していくことが求められます。