2017年10月2日(月)より、鳥取大学医学部医学教育総合センター学部教育支援室からの依頼で、医学科3年生の近藤弘美さんが「研究室配属」のため岡野センター長の元で実習を始められています。まずは外来見学の中で肝疾患に関する見識を高めていただき、肝炎ウイルス検査の受検・受診率向上につながる取り組みや、JICA海外勤務のキャリアを生かしたアフリカの肝炎ウイルス対策の現状や展望などをテーマとして、1ヶ月間研鑚を積んでいただきたいと思います。
<近藤弘美さんからひと言>
はじめまして。私は数年前に別の大学を卒業後、一度社会に出てから鳥取大学医学部に入学しました。東アフリカで3年間勤務していたときに現地の医療の現状を見て医師を志すことに決めました。こちらでの日々の外来見学は、様々な肝疾患に触れることができとても興味深く、1ヶ月という短い期間ではありますが多くのことを学び吸収したいです。日本は他の先進国の中でも肝炎ウイルスに感染している患者さんが多い国の1つですが、感染に気付いていない方がまだ多く、鳥取県でもより多くの方々に早期に肝炎ウイルス検査を受けていただけるようアイデアを絞り出していきたいと思います。また国際貢献として、鳥取大学医学部附属病院がどんな形でアフリカをはじめ世界の肝炎ウイルス感染予防および感染による肝疾患治療に関わることができるのか考えていきたいと思います。