ごあいさつ

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ごあいさつ

鳥取大学医学部附属病院長 清水英治

本院医療スタッフ研修センター(旧 看護師キャリアアップセンター)は、昨今の医療の高度化及び専門化、また国民の保健医療福祉に対する価値観やニーズの変容に伴い、看護の役割が拡大し、質の高い看護ケアを求められるようになってきたことにより設置いたしました。このような社会や人々の期待に応えるため、熟練した看護技術と専門知識を用いて患者・家族に対し個別的かつ全人的視点にたち看護を実践できる能力や、自らの実践力を自律的に向上させることができる能力を有する看護実践者を育成することを目的としています。
本センターでは、乳がん看護分野において水準の高い看護実践のできる認定看護師を育成し、地域に送り出すことを社会貢献ととらえ、患者さんのより一層のQOL向上に寄与することに期待しています。
今後ともご指導、お力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

鳥取大学医学部附属病院 看護師キャリアアップセンター長 廣岡保明

本院医療スタッフ研修センター(旧 看護師キャリアアップセンター)では、平成24〜25年に、がん化学療法看護認定看護師教育課程を開講し、がん全般(特に、化学療法)の知識や技術に精通した看護師を育成することができました。本教育課程を修了した研修生は、山陰各病院でがん医療の均てん化や、看護の質のさらなる向上に寄与してくれるものと期待しております。
平成26年度の教育課程については、地域のニーズを踏まえて乳がん看護認定看護師教育課程を開講することとなりました。
近年、日本人女性の乳がん罹患率は増加してきたにもかかわらず、それを専門とする看護師はいまだ充分ではなく、乳がん看護認定看護師教育課程は全国で2施設しか開講されていません。
本教育課程によって、乳がん看護に精通した認定看護師が育成されることで、山陰においてもより質の高い乳がん看護を提供できるものと確信しております。 今後ともご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


認定看護師教育課程の概要

日本看護協会は、熟練した看護技術と知識を用いた水準の高い看護実践のできる看護師を育成するため、認定看護師制度を開設した。



教育理念

医療の高度化および専門化、また国民の保健医療福祉に対する価値観やニーズの変容に伴い、看護の役割は拡大し、質の高い看護ケアが求められるようになった。このような社会の人々の期待に応え、看護実践現場におけるケアの質の向上を図るために、熟練した看護技術と専門知識を用いて患者・家族に対し、個別的かつ全人的視点にたち看護を実践できる能力や、自らの実践力を自律的に向上させることができる能力を有する看護実践者を育成する。


本学の特徴

平成24年に日本看護協会の認定を受け、がん化学療法看護の認定看護師教育課程を開設。26年度からは、「乳がん看護」分野を開講する。

  1. 今まで遠方でしか受講できなかった研修が山陰の地で受講出来るようになり、従来の生活環境を維持しながらキャリアアップをすることができる。
  2. 医学部附属病院と保健学科の協力、多彩な人材により、幅広い知識を得ることができる。
  3. がん全般(乳がん看護)に対する知識や技術に精通した認定看護師が多数育成されることで、地域のがん医療人養成とがん医療の均てん化を図るとともに、がん患者さんのより一層のQOL向上を推進することができる。