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医療・福祉・保育系学生のための多職種連携教育セミナー
医療的ケアを必要とする子どもの支援と遊びについて学ぼう
大山キャンプで実践を学ぶ

小児在宅支援センターでは、学生教育やボランティア人材育成など将来の小児在宅ケアの専門人材育成にも力を入れております。
その取り組みの一つとして、9月1日「医療的ケアを必要とする子どもの支援と遊びについて学ぼう」をテーマに、鳥取大学医学部附属病院にある会議室において医療・福祉・保育系学生のための多職種連携教育セミナーが行われました。
このセミナーは、実践を学ぶ場所を鳥取県主催の大山キャンプとしており、実践前に医療的ケア児への理解を深めることを目的に開催されました。




当日は、医療・福祉・保育などの職種を目指す学生4名が参加。
最初に小児在宅支援センターの庄司さみえ看護師より医療的ケア児について講義が行われ、参加者は改めて医療的ケア児への接し方や観察、障がいによって感覚の伝わり方の違いなどについて理解を進めているようでした。
次に鳥取県立総合療育センターの大森由紀子保育士を講師としてお迎えし、遊びを提供する際の考え方について体験を交えた講義が行われました。
この講義では、感覚刺激をテーマにスライムを作りから学びました。
スライムを作ることから始まる子どもとの関わり方、遊ぶ際スライムの硬さや形によって肌に伝わる感覚の違いなどを学びました。
また、水に触れる事が少ない子ども達に、体が水に浮かんだ時の感覚を伝えるために水袋での遊び方などが伝えられました。
最後に、引野里絵作業療法士による実践を交えた講義が行われ、シーツを使い寝たきりの子どもたちにブランコの感覚を伝えるための遊び方などが伝えられました。




参加者は、日頃気づかなかった目線、感覚の違いに驚くとともに、子ども達が出すサインを見逃さないように、 遊びに対してどう感じているのか常に考えながら大山キャンプに活かしたいと、大山キャンプへの意気込みを話してくださいました。


~実践当日~
大山キャンプ

9月1日行われた、医療・福祉・保育系学生のための多職種連携教育セミナーの参加者が、 9月22日~24日に開催された鳥取県主催の「医療的ケア児等とその家族のための大山キャンプ」の会場ホテル大山しろがねに集まりました。
この大山キャンプでは、「実際に医療的ケア児と一緒に過ごしてみよう!遊んでみよう!」をテーマに、小児在宅支援センターの庄司さみえ看護師、瀬川千春看護師が中心に学生の実践の指導にあたりました。
学生たちは、医療・福祉・保育系学生のための多職種連携教育セミナーで学んだ、子ども達との関わり方を実践しようと、積極的に子ども達とふれあいました。
例えば、大山キャンプの催しの一つとしてお月見団子を一緒に作る際、一人でお団子を作ることが難しい子どもと互いの手を重ねてお団子を丸くしたり、話しかけながら手や腕にお団子を触れさせ感覚を刺激しながら、子ども達の表情を読み取る様子が伺えました。




また、動物達とのふれあいの時間には、安全に気を付けながら自分達ができる支援を模索しながら子ども達と楽しく遊ぶ姿をみることができました。
学生たちからは、とまどう場面もあったがどの子とも遊ぶことができて良かった。
そして、セミナーで講師が言われたとおり、きちんと向き合えば反応であったり何かしら必ず答えてくれた。
人と人とが関わることの大切さを肌で知ることができ、授業では得られない学びがあったと感想を述べ、来年もぜひ参加したいと笑顔を見せてくれました。




今後も、小児在宅支援センターでは将来を担う小児在宅ケアの専門人材育成に取り組んでまいります。