中村理沙先生のインスリン抵抗性関連因子の論文がPLOS ONEに掲載されました。

中村先生のインスリン抵抗性関連因子を検討した論文がPLOS ONE誌に掲載されました。

これはグルコースクランプ法を用いたインスリン抵抗性試験と血中の種々の物質の中で何か最も関連するか検討した研究です。

脂肪酸結合蛋白FABP4(fatty acid-binding protein)がアディポネクチン、IGF-1など有名なインスリン感受性関連因子より、

より強くインスリン抵抗性に関与するということを示した論文です。

この結果から、FABP4が新しいインスリン抵抗性のマーカー、また治療標的となる事が示唆されました。

 

Serum fatty acid-binding protein 4 (FABP4) concentration is associated with insulin resistance in peripheral tissues, A clinical study.
Nakamura R, Okura T, Fujioka Y, Sumi K, Matsuzawa K, Izawa S, Ueta E, Kato M, Taniguchi SI, Yamamoto K.
PLoS One. 2017 Jun 27;12(6):e0179737. doi: 10.1371/journal.pone.0179737. eCollection 2017.

http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0179737

 

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