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  2. 医師・歯科医師(研修医)
高度な医療に挑戦しつづける職種のコト。高度な医療に挑戦しつづける職種のコト。
医師(研修医)
医師・歯科医師(研修医)
鳥大病院の
医師・歯科医師
(研修医)の特色
1
理想の医師へと
成長する上で必須の
「思考力」を育成

「良い医師」になるために必要な「思考力」を涵養すること。これが、鳥大病院が研修の中で大切にしていることです。あなたがどんな医師をめざしているとしても、必ず求められる「考えながら診療する」力を、ここで磨いてほしいと思います。

2
働きやすさトップクラス
を掲げる、研修医にも
安心な福利厚生
鳥大病院では研修医も常勤医として採用します。宿日直制度や救急科研修のシフト制勤務があり、手当ても別途支給されます。
3
多様な
ロールモデル
とともに勤務

本院では専門医を育成するプログラムが18領域で運用されており、指導医が多数在籍しています。研究会や学会を通じて国内外の医師と出会う機会も豊富です。自身がめざす医師像や必要なスキルを明確にしていくことができます。

研修内容

臨床研修プログラムについては、下記に掲載されている中から、研修医本人と研修センターとで相談しながら予定を決めていきます。個人の研修予定の作成にあたっては、それぞれがめざす専門性や将来像を最大限に尊重しています。また研修は、原則として研修医1人に対して指導医1人が対応して指導を行う「マンツーマン方式」で行います。

※研修開始時にオリエンテーションの一環として行われる「研修医プレローテーション」は全研修プログラム共通で10日間程度実施されます。服務・接遇・医療安全・感染予防・薬剤処方・電子カルテ講習などのほか、図書館オリエンテーションや救急講習会(JMECC:日本内科学会認定救急講習)を受講します。

鳥大病院の多様な研修
プログラム
自由選択プログラム 自由選択プログラムは、自由選択期間を39週取り入れ、関連基幹型病院とのたすきがけを含め、研修医の希望に沿うプログラムです。
外科専門プログラム
/ 精神科プログラム
/ 小児科系プログラム
/ 産科婦人科プログラム
/ 救急・集中治療医プログラム
それぞれ、将来的に外科医、精神科医、小児科医、産婦人科医、救急専門医をめざす研修医に最適なプログラムです。
関西たすきがけ
プログラム
1年目を関西の病院で研修を行い、2年目を鳥大病院で研修を行うプログラムです。
山陰たすきがけ
プログラム
1年目を山陰の病院で研修を行い、2年目を鳥大病院で研修を行うプログラムです。
実施期間・
研修先について

※関西たすきがけプログラムで1年目に研修可能な医療機関
北野病院、大阪警察病院、大阪労災病院、関西労災病院

※地域医療と一般外来研修の実施施設
日南病院・日野病院・江尾診療所・大山診療所・西伯病院・安来市立病院・隠岐病院・島前病院・奈義ファミリークリニック・雲南市立病院など

※山陰たすきがけプログラムで1年目に研修可能な医療機関
鳥取県立中央病院、鳥取赤十字病院、鳥取県立厚生病院、山陰労災病院、米子医療センター、松江市立病院、松江赤十字病院、島根県立中央病院、浜田医療センター、津山中央病院

基本的な勤務体系
病棟回診
カンファレンス
手術・術後管理
外来
病棟業務
検査など
8:30~17:00
時間外にカンファレンス、抄読
会、研修会等が入ります。
施設・設備
卒後臨床研修センター
広い研修医室を用意し、研修医1人1台の席とコンピュータ、研修医専用の休憩室、シャワー室など快適な研修期間を送れるよう、ハード面の整備にも力を入れています。
レジデントハウス

研修医専用の宿舎は格安の家賃で、病院にも徒歩10分圏内。警備会社による警備体制も整えるなどセキュリティ面も万全です。

レジデントハウス概要

戸 数 : 単身用24戸(1戸26.6㎡)
家賃等 : 使用料 月額25,000円、管理料 月額3,000円
ハウスクリーニング代1入居17,000円(3カ月を超える入居の場合に徴収)
その他 : カードキー、バストイレ別、浴室乾燥機、ウォシュレット、シューズクローゼット

※家具付きの部屋は月額2,000円加算

戸 数 : 単身用24戸(1戸26.6㎡)
家賃等 : 使用料 月額25,000円、管理料 月額3,000円
ハウスクリーニング代1入居17,000円(3カ月を超える入居の場合に徴収)
その他 : カードキー、バストイレ別、浴室乾燥機、ウォシュレット、シューズクローゼット
※家具付きの部屋は月額2,000円加算

よくある Q&A
  • 鳥取大学以外の出身だと、
    採用や処遇などにおいて
    不利になりませんか?

    全くありません。
    医師としての
    資質・志を
    持つ方の入職を、
    心よりお待ちしています。

    大学病院というと、出身大学による派閥や採用の偏りを心配される方も多いですが、鳥大病院において、そのようなことは一切ありません。実際、鳥大病院にはさまざまな地方・大学出身の医師や研修医が集まっており、それぞれの理想の医療を実現すべく、日々業務に取り組んでいます。「将来どんな医師になりたいか」「山陰地域の医療拠点として、鳥大病院はこの先どんな役割を担うべきか」そんな目標や想いを抱えて医師をめざす方、キャリアを積みたい方に、積極的に入職していただきたいと考えています。
  • 鳥大病院のチーム医療に
    ついて、
    具体的な取り組みを
    教えてください。

    低侵襲手術のハブ部門を
    立ち上げたほか、多種多様な
    専門医療チームを
    編成しています。

    もっとも特長的な取り組みとしては、低侵襲外科センターの設立が挙げられます。ここでは医師や技師たちが診療科の垣根を超えて、患者さんの負担が少ない低侵襲手術について最新の知見や術式について情報を共有。日々さまざまな治療を施しながら、ノウハウを蓄積しています。ほかにも医療現場で働く職員たちから自発的に生まれたチームが10種類以上あります。さまざまな専門チームを編成し、患者さんにもっとも適した治療を実践することで、医療の質向上に努めています。

  • 研修医の一日のスケジュールは
    どのようになっていますか?

    診察やカンファレンスへの
    出席などを、優先順位に
    応じてこなしていきます。

    一日のスケジュールとしては、外来・病棟患者の診察や、カンファレンスへの出席、発表に向けた文献検索、手技・手術への準備、当直などを、その後の予定も加味して優先順位をつけながら行います。研修内容やスケジュールは、指導医と相談して決めます。また研修期間中に、学会など病院外での勉強を行いたい場合、参加に伴う費用は病院側が負担。当直などシフトも事前調整が可能です。なお研修中に、一日あたり何人の患者さんの診察を担当するかは、診療科によって異なります。
先輩に聞く
「鳥大病院」が
めざす
医師像
とは?
貪欲に学び、
吸収し、いつか
父のような医師に。
花田 匠 (初期研修医)
私の実家は島根県江津市という、医者の少ない地域で開業医をしています。さまざまな症状の患者さんの診察を行う父の真摯な姿に影響を受け、私もいつか父のような地域の人から頼られる医師になりたいと思うようになりました。鳥大病院に入職後、多様な研修プログラムから私が選んだのは山陰たすきがけプログラム。これは1年目に山陰地方の総合病院で、2年目は鳥大病院で研修を受けることができる制度で、総合病院なら一般的な疾患を中心に、鳥大病院なら交通外傷や意識障害などに対応するなど、それぞれの特性に応じた経験を積むことができました。また、鳥大病院での研修には先生方と共に論文を読む「抄読会」という機会があり、私たち研修医が論文を選んで読むこともあります。理解が浅いと指摘を受けるため緊張しますが、先生方の見解を直接聞ける貴重な学びの場となっています。消化器内科の専門医をめざし、日々の経験を無駄にせず、専門研修でもさらに学びを続けていきます。
花田さんの上司山下さん
(消化器内科 助教)
  • 花田さんに対する
    最初の印象は
    どうでしたか?

    消化器内科の指導医として初めて話したとき、花田さんはソフトな人当たりで、礼儀正しい若者という印象でした。他の医療者や患者さんとの関わりの中で、研修医という枠を超えてうまく関係を築き、信頼を得ていたことを覚えています。

  • 花田さんの
    「ココが成長した!」と
    感じるところを
    教えてください。

    消化器内科専攻医としての仕事がスタートして、学会での発表も2回行う中で、発表の準備などでも自らの力で大部分を進めることができており、消化器内科医としての知識・臨床能力を高めることができているのではと考えます。

  • 花田さんの
    「医師としての強み」は
    何でしょうか?

    チーム医療においては必要時にリーダーシップを発揮しつつも、メンバーからの協力が得られる人徳があり、患者や家族との関わりにおいては、患者・家族からの厚い信頼を得て、医療を円滑に進めることができるという強みがあると思います。

  • これからの花田さんに
    期待されていることは
    何でしょうか?

    医師としては主治医として関わるスタート時点にあります。診断・処置など医師・内科専門医・消化器内科医としての基本的な能力を高めながら、人間関係における強みをますます発展させることで、チーム医療を推進する医師として開花していくと期待しています。

※勤務歴などインタビュー内の情報は、2021年取材当時のものです。