病院長あいさつ

鳥取大学医学部附属病院のホームページにようこそいらっしゃいました。病院長よりご挨拶申し上げます。

原田病院長H30

地域とつながるトップブランド病院を目指して 

 私共は、本院の理念である「健康の喜びの共有」に基づき、質の高い医療の提供と臨床研究の推進、優れた医療人の養成を目標とし日々努力しています。特定機能病院として、高度先進的な医療を提供するとともに、地域医療の最後の砦としての責務を果たします。2018年3月から、鳥取県ドクターヘリが本院を基地病院として運航を開始しています。医療の地域格差の解消や救命率の向上、災害時対応など広域救急医療体制の充実につながっています。

  本院は、高齢化や時代のニーズに対応し、体に負担の少ない低侵襲治療を先駆けて取り組んでまいりました。手術支援ロボット「ダヴィンチ」の導入に伴い2011年設立した低侵襲外科センターでは、外科系診療科の垣根を取り払った、横断的な診療体制を作り上げました。これにより透明性が高く、質と安全が担保された手術が行われ、本院のロボット手術件数は全国トップクラスとなっています。2019年1月からは、最新機種のダヴィンチXiとXの2台体制となり、より多くの患者さんにロボット手術を提供できることとなります。その他にも心臓疾患におけるTAVI手術や新たなカテーテル治療など先端医療の導入に積極的に取り組んでいます。

  低侵襲外科センターがきっかけで、縦割り組織構造が打破され、診療科や職種が横断的につながり、優れた連携力によるチーム医療を実践しています。また、職員一人一人が能力を発揮し活躍できる職場となるために、働きやすさを追求しています。
 新たな試みとして病児保育施設を増設し、受入れ体制を強化しました。そして忙しい診療業務の間に、職員が一休みできる空間を整備しようと職員食堂を新設しました。キャリア継続支援やメンタルヘルスサポートなど働きやすい職場に向けて多角的な取組みを展開しています。

  地域包括ケア時代を迎え、これからは地域全体で患者さんを支えていく体制へと大きく変化しています。地域医療構想の中で大学病院としての機能を果たすためには、地域の医療や介護施設とのより緊密な連携が不可欠です。 
 2018年12月、本院は米子市内の急性期3病院と協定書を締結しました。地域の方々が安心して暮らせるよう、医療・介護・福祉サービス関係機関との調整を進め、連携の輪を広げていきます。また「待ち時間対策ワーキング」や「病院モニター会議」を開き、院内外の声を集め患者サービス向上に取り組んでいます。

  本院は、地域の拠点として地方創生にも貢献したいと考えています。地域とつながるトップブランド病院を目指して職員一丸となって邁進していく所存です。より一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



鳥取大学医学部附属病院長 原田 省