Ⅱ在宅医療・看護体験コースの第2回集合研修を行いました。
訪問看護リハビリステーションのじま管理者小村裕美子氏をお招きして「地域を基盤にした看護実践」について、実際の訪問看護の流れや取り組みについて事例を通して講義いただきました。看護の継続性に必要なこととして、生活の視点を大切にすること、多職種連携のための情報共有の必要性について講義されました。受講生からは、「地域で介入するにあたり、対象者だけでなく、地域のことも知ることが大切だと思った」、「施設の看護師役割として利用者、家族背景を知ってケアに当たることが大切だと思った。」などの感想がありました。
★講義の様子
続いて「地域を見据えた退院支援を進めるために今実践すること」をテーマにグループワークを行いました。グループは、様々な部署の受講生で構成されており、それぞれの立場で実践していることや、課題等を出し合い、情報交換を行いながら討議を行いました。受講生からは、「それぞれの立場で、今できることを考え看護実践をされていることを知り、参考になりました。」と学びを深める良い機会となったようです。
グループに分かれて討議中です。
新型コロナウイルス感染対策として、広い会場で受講生同士の間隔を確保し、実施しました。