活動報告

T-HOC 看護管理者の交流会 開催報告

平成28年12月20日(火)鳥取大学医学部 記念講堂において、新人看護師が勤務する部署の看護管理者と看看連携施設の看護管理者、そして茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター 看護局長 角田 直枝氏を交えた「看護管理者の交流会」を行いました。

 初めに、角田氏より「地域包括的な視点に基づく病院の看護管理者の役割」をテーマに講義をしていただきました。

管理者交流会 講義の様子

【講義の様子】

 角田氏は、「地域包括ケアを知らない人は卒後10年以上の看護師である。地域包括ケアで支えたいというマインドに働きかけることが重要。茨城県中では師長の8割以上が訪問看護体験研修、管理者研修、家族が受ける訪問看護などにより訪問看護体験者である。30分以内の他施設との人事交流システム、特老との人事交流システムを構築している。看護管理者は「看護をつなぐ」「組織と組織を繋ぐ」役割を担う。」と話されました。

 

 次に、グループ討議では「在宅生活志向を身に付けた新人看護師と看護管理者が管理者個人として、病棟全体としてどう協働するか」をテーマに意見を出し合いました。

 その後の発表はシンポジウム形式で行い、各グループの代表にシンポジストを務めていただき、座長は雑賀講師と福谷師長が務めました。

 角田氏にはアドバイザーとして参加していただきました。

管理者交流会 角田氏と管理者   
 【角田氏と各病院の看護管理者グループ】  
   
 管理者交流会 師長①  管理者交流会 師長②
 【各病棟の師長①】  【各病棟の師長②】
   
 管理者交流会 意見交換会①  管理者交流会 意見交換会②
 【意見交換会の様子①】  【意見交換会の様子②】

 

交流会後のアンケートで、以下のようにご意見・ご感想をいただきました。(一部抜粋) 

<角田氏の講演について>

・スタッフに訪問看護を勧めるために自らが率先して行う姿勢に共感しました。まず、管理者が意識を変えることや、地域のつながりが大切だと理解しました。

・地域の中には、人材・資源はあるので、管理者の連携によってより良い地域包括ケアシステムを構築していくことの重要が理解できた。 

<グループ討議について>

・シンポジウムという形式が良かった

・T-HOCに参加しているスタッフの学びを実践に結びつけるために、管理者としてどのように取り組み、サポートしていくべきか、改めて考えることができた。

・T-HOCでの学びを活かす場をつくることや、他のスタッフとも受講者の学びを共有し、実践に活かしていく必要があることに気づきました。 

<その他の意見として>

・新人だけでなく、今回のように管理者対象に学ぶ時間があっても良いかと思います。教育を受けていない世代の強化も必要。

・自己研鑽なので強制はできないが、研修を受けているということを、もっと現場でアピールしたり出来るようにさせていきたい。

・スタッフ(T-HOC参加者)にもっと話を聞き、学びを共有し、病棟全体として在宅医療推進をすすめる必要があると思いました。

・管理職が在宅医療に関する見地を深めるよい機会だと思います。今後とも継続して取り組んでいただけると良いと感じました。 

 

 「看護管理者の交流会」を初めて開催いたしましたが、病院の看護管理者が在宅生活志向の視点に基づく看護管理へと意識を変える1歩となったこと、在宅生活志向を身につけた新人看護師とどう協働するか考えることができ、とても有意義な交流会になりました。

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