活動報告

T-HOC Ⅰコース(2年目)第5回集合研修の報告

Ⅰ在宅生活志向をもつ看護師育成コース(2年目)の受講生を対象に、平成28年12月20日(火)鳥取大学医学部 記念講堂において、第5回集合研修を行いました。

 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター 看護局長 角田 直枝氏をお迎えして、「在宅生活志向による看護の実践」をテーマに、角田氏のさまざまな経験を基に講義をしていただきました。

 訪問看護師として関わった感動を経験した事例や、急性期病院の管理者として「看護師の的確なケアやアセスメントが再入院を防止し苦痛のない生活を送ることが出来る」、がん看護専門看護師の立場から「全人的な痛みに対しては家にあるそのものが安心を与え苦痛を緩和してくれる効果がある」と話され、「訪問看護師が好きであるからこそ再度病院の管理者となり多くの若い看護師に訪問看護の魅力を伝え育成したい」と締めくくられました。

Ⅰ第5回角田講師

【角田講師】

 講義の後は「これまでの学びから今後の病院看護師としての退院支援の視点について」というテーマでグループ討議を行いました。

Ⅰ第5回グループ討議の様子①

Ⅰ第5回グループ討議の様子②

【グループ討議の様子】

 

グループ発表で、受講生は次のようにまとめていました。(一部抜粋)

・治療的には退院できる状況であっても日常生活が可能か十分アセスメントし看護師としての意見を医師に伝える必要性を感じた。

・入院時から患者の目標とする生活に合わせた方法を伝える。転院後も褥瘡ポジショニングなど継続して出来るようサマリとは別に資料作成し情報共有する。

・ターミナルの患者が自宅に帰りたい思いを主治医や家族に伝えて実現できるよう代弁していく。

 

 角田講師からは、「大切なことへの気づきがあり、多くの良い案が出たが、この中から日々の多忙な業務の中でも実行できることを一つ選び、明日から実行して欲しい」と助言をいただきました。

 

 この第5回集合研修をもって、Ⅰ在宅生活志向をもつ看護師育成コース(基礎コース)は終了となることから、医療スタッフ研修センター在宅医療推進支援室 大草副室長が「この研修でⅠコース基礎コース1期生の2年間にわたる研修が最後となりました。2年を終え、受講生の口から日々の看護に活かせるようになった、看護の視点が分かってきた、在宅看護への気持ちが再燃した、などの声を聴くことが出来ました。今後は実践コースでさらにブラッシュアップしていく方、そうでない方はありますが、是非このプログラムで培った在宅志向は忘れないで看護を高めていって欲しいと思います。お疲れさまでした。」とプログラム終了の挨拶を行いました。

 

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