コース紹介

Ⅲ訪問看護能力強化コース内容について

Ⅲ 訪問看護能力強化コース

訪問看護に求められるスキルの高度化に対応するために、地域で訪問看護を担う人材への継続教育を行うものです。在宅療養者および家族に対して、熟練した看護技術を用いて、水準の高い看護が実践できる看護職者を育成します。また、本コースは、訪問看護師としての再就職を希望する潜在看護師への復職支援プログラムの一部でもあります。

令和元年度 Ⅲ訪問看護能力強化コース シラバスのダウンロード

令和元年度Ⅲ訪問看護能力強化コースシラバス(講義) 

 

募集人数
8名
対象
HOC実践コース修了者、在宅医療・看護体験コース修了者、訪問看護経験者、訪問看護師としての再就職を希望する潜在看護師、その他訪問看護能力の強化を目指す看護師(准看護師を含む)
期間
1年間
目的
訪問看護師に必要なスキルの強化

1.在宅療養者及び家族を全人的に捉え、専門的な知識と質の高い看護を提供できる。
2.在宅療養者が療養の場を移行する際に、医療と介護の連携、看護の継続性を重視したマネジメントができる。
3.より質の高い医療を推進するため、多職種と協働しチームの一員として役割を果たすことができる。
4.地域包括ケアシステムを効果的に活用した療養者支援の質向上のため、看看連携におけるリーダーとして地域の人材育成の役割を果たすことができる。
内容及び方法
在宅医療処置管理等についての講義及び演習、事例検討によるグループディスカッション、課題提出等により能力強化を図る。1年間で修了を基本とする。受講者の経験、勤務等を考慮し柔軟に対応するオーダーメイド型研修とします。
  また、インターネットを利用した遠隔講義システム「UCS(Unifind Communication System)」を導入し、東部・中部の拠点とした施設で、講義の一部が受講できます。

1.研修目的に応じた講義、演習、実習を行います。

2.本プログラム独自開催の講義に加えて以下の講義も受講できます。 
  • 鳥取大学医学部附属病院で実施する専門看護師、認定看護師による専門分野コース研修の受講
  • 鳥取大学医学部の講義等の聴講(在宅看護学、在宅看護学演習、在宅看護学実習、家族看護論、
    尊厳のある死と看護)認定看護師教育課程の聴講(DVD学習)
  • 認定看護師教育課の聴講(DVD学習)
3.各種研修会、研究会、学会などへも参加する。

4.訪問看護ステーション実習(2~3日間)・地域包括支援実習(1日間)と実習の振り返りを通して、学習を深める。

コース内容(予定)

科目 方法 講義 備考
1.地域包括ケアシステム 講義 10  
2.在宅医療病態論 講義・演習 47  
3.在宅における医療処置管理 講義・演習 44  
4.在宅薬剤管理 講義 8  
5.フィジカルアセスメント 講義・演習 10  
6.セルフケア支援 講義・演習 3  
7.家族支援 講義 9 一部、鳥取大学医学部保健学科講義に参加
8.エンド・オブ・ラ0イフケア 講義 7 一部、鳥取大学医学部保健学科講義に参加
9.対人関係 講義 7  
10.リーダーシップ 講義DVD学習 5  
11.指導 講義DVD学習 5  
12.看護倫理

講義DVD学習

7  
13.在宅看護学 講義 1

 

一部、鳥取大学医学部保健学科講義に参加

14.在宅看護学演習 講義・演習 1
15.在宅看護学実習 実習 4
16.訪問看護に関する学会、 研修会等      
  168  

・プログラムから各受講者が獲得したい能力に関連する科目を中心に30講義以上を受講します。

・2.~3.の科目には、鳥取大学医学部附属病院看護部主催の研修も含みます。

 学部講義や鳥取大学医学部附属病院看護部主催の研修会などと講義時間が重なっていることがあるためすべての内容を受けることはできません。

・訪問看護に関する学会、研修会等、病院内の研修・カンファレンス等への参加についても、内容・時間数に応じて30講義に含めることができます。

・各自有益と考える会合に出席し、受講証明書および報告書を支援室に提出していただきます。受講時間数への換算は、参加された各研修会の内容・時間を審査して支援室が決定いたします。

・訪問看護ステーション実習・地域包括支援実習は30講義とは別に、受講者全員が実習します。

・コース内容は予定のため、変更に可能性があります。

・1講義は通常90分です。

 時間割(基本)

 1限: 9時00分~10時30分          2限:10時40分~12時10分

 3限:13時00分~14時30分          4限:14時40分~16時10分

・修了者には、鳥取大学医学部附属病院より修了証を発行します。

 また修了者で「Ⅰ在宅医療の社会システム」 「Ⅱ在宅医療に必要な病態学」 「Ⅲ訪問看護に必要な技能)」の各分野から1講義以上を受講した方は「T-HOC在宅支援ナース」として認定いたします。

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