概要

本院では、医療の実践と医学の教育・研究を推進し、地域の人々と「健康の喜びの共有」することを基本理念としています。医学教育や医療を取りまく社会環境の大きな変化とともに、本院が担う責務や役割も多様化・複雑化しています。患者の皆様や地域の診療医・医療機関の皆様方の力に支えられ、地域医療を支える大学病院としての責務を果たすとともに、時代のニーズに応じた人にやさしい先進的医療を取り入れトップレベルの診療の実践に努めます。


平成23年に設立された低侵襲外科センターは、診療科の壁を越えて大きく発展して国立大学でもトップクラスの手術件数となり、特に泌尿器科や胸部外科では、ロボット手術の資格認定のための公認見学施設として全国から多くの関係者が見学に訪れています。また、肺癌の早期診断に向けて、CTナビゲーションガイド下超音波内視鏡の導入など癌の早期診断にも積極的に取り組んでおります。


平成24年には次世代高度医療推進センターを設置し、新しい医療器機の開発の拠点として実績を上げるとともに多くの人材が育成されています。また、8件の先進医療が認定され、医師主導の臨床試験を積極的に行い、難治性疾患の治療に力を注いでいます。


最先端医療だけではなく安全で安心な標準的医療も提供しております。平成26年にはヘリポートが完成し、各地より重篤な救急患者を受け入れ、山陰医療の最後の砦として機能しています。鳥取県においては、当院を基地病院として、平成29年度末にドクターヘリを導入するよう準備を進めているところです。


大学病院には、本来の使命である、教育、研究、そしてホスピタリティーに基づく医療に加え、地域社会への貢献、そして国際化への対応が求められています。本院は、地域医療を支える「最後の砦」として医療資源を有効に活用し、安全かつ高度な医療を地域の皆様に提供できる優れた医療人の教育養成機関として多様性を重視し、職員ひとりひとりが自ら主体となって病院を作るという考え方を持って地域の皆様とともに、愛され、信頼される大学病院を目指していく所存です。