内視鏡室 概要

第二内科診療科群(消化器内科・腎臓内科)
第三内科診療科群(呼吸器内科・膠原病内科)

業務案内

内視鏡を用いた診断・治療をしている部門です。上部消化管内視鏡検査、小腸内視鏡検査、小腸内視鏡検査、大腸内視鏡検査、膵・胆道内視鏡検査、呼吸器内視鏡検査があり、年間約6900件の検査・治療を行っています。

消化器内視鏡検査では病変の的確な診断に役立つ超音波内視鏡(内視鏡的超音波下穿刺も含む)、大腸内視鏡の件数が増加しており、苦痛の少ない経鼻内視鏡、ダブルバルーン式小腸内視鏡・カプセル内視鏡(2017年10月より大腸カプセルも導入)を用いた小腸検査も行っています。さらに画像強調・拡大機能を用いて診断の質を向上させています。治療内視鏡では消化器系の癌、前癌病変に対する内視鏡的粘膜下組織剥離術(endoscopic submucosal dissection; ESD)のみならず内視鏡的粘膜切除術、アルゴンプラズマ凝固法なども行っています。また、各種の内視鏡的治療用器具を用いて、食道静脈瘤、消化管出血、消化管・胆道狭窄、消化管悪性腫瘍、消化管内異物などの治療も行っています。特徴的な医療として、食道アカラシアに対するPOEM(Per-oral Endoscopic Myotomy)、化学放射線療法後に再発した食道癌に対する光線力学的療法(PDT)、スパイグラスDS胆管・膵管鏡システム・電気水圧衝撃波胆管結石破砕装置(Electronichydraulic lithotripsy; EHL)を用いた胆膵領域診療、を行うことができます。

呼吸器内視鏡領域では気管支鏡検査(EBUS-GS、EBUS-TBNA)および局所麻酔下胸腔鏡検査による組織診断を積極的に行っています。呼吸器内視鏡の役割は非常に大きく、早期肺がんの術前診断のみならず、進行肺がんの治療法を選択する上で必須となる遺伝子変異解析も、診断時の呼吸器内視鏡検査で得られた保存検体で行うことが可能です。できるだけ1回の内視鏡検査でより多くの検体を採取、保存し、後日いつでも遺伝子の解析を行えるよう、新たな検体保存システムも構築しています。他にも、気管支充填術(EWS)、光線力学的療法(PDT)、気管支熱形成術(気管支サーモプラスティ)など最新の内視鏡治療を行うことが可能です。

以上、最新の内視鏡診療機器にて質の高い診療サービスを患者様に提供できる状況となっています。さらに、検査前の血圧測定(必要時は検査中も)、検査中の酸素飽和度、脈拍をモニターし、安全・安心な検査ができるようにしています。

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