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対象疾患と各実績

膀胱がん

膀胱がん(ロボット支援根治的膀胱全摘除術)の概要について、ご説明いたします。
膀胱がん(ロボット支援根治的膀胱全摘除術)
適応
  • 膀胱がん
術式の概要
  • トロカーと言われる筒を計7本下腹部に挿入(図1)。
トロカー留置位置(図1)
  • 頭低位、砕石位でダヴィンチとドッキング(図2)。
手術時の体位(図2)
    1. 動画は尿管をロボットを用いて繊細に剥離し、膀胱から切断しているところです。【動画】

ここで掲載している動画は、実際の手術映像となります。このような動画や写真で、気分が悪くなる可能性のある方は、お気をつけください。

    1. 膀胱と直腸の間の剥離
    2. 膀胱両側の血管系の処理,切断
    3. 尿道や前立腺の上方を走行する陰茎背静脈の処理・切断
    4. 尿道の切断
    5. リンパ節郭清
    6. 膀胱,リンパ節の回収
    7. 尿路変更
    8. 閉創
  • 膀胱全摘除術後の尿路変更(下記のいずれかを選択)
    1. 回腸を利用した新膀胱造設術(従来通り尿道から排尿するタイプ)
    2. 回腸導管造設術(腹部に収尿袋を装着するタイプ)
    3. 尿管皮膚瘻造設術(腹部に収尿袋を装着するタイプ)
長所・患者のメリット
  • 自由度の高い手術用鉗子や3次元画像により,繊細で安全な手術操作が可能。
  • 術中出血量減少、術後早期回復が期待できる。
  • 新膀胱造設術の際には,前立腺全摘で実施している神経温存術式を応用することで術後の尿禁制や勃起機能の改善が期待できる。
当科の特徴

癌の制御以外にも,術後のQOL(生活の質)や性機能、排尿機能などのfunctionの維持も重要であり、これらの維持を目的とした、さらなる治療法の改良に取り組んでいます。

実績
  • 平成26年7月までの実績:15件