Siについて

本院では、2010年10月より手術支援ロボット「ダヴィンチS」を全国に先駆けて導入し、さらに2013年3月に最新機種「ダヴィンチSi」を導入しました。
“最新機種ダヴィンチSi”は旧機種をさらに進化させ、3次元画像の改善、機能面安全面の向上、操作性の向上のみならず、デュアル・コンソール(※)やスキルシミュレーター搭載による教育面の向上が図られ、より安全で確実なロボット支援手術が期待されます。
術者の技量の向上はもちろんのこと、若手医師や研修医への教育に力を入れることで地域の皆さまにより良い医療を提供していきます。

ダヴィンチsi 1
ダヴィンチSiの特徴
  • 3次元ハイビジョンにおける解像度がアップ
    10倍に拡大したリアルな3次元立体画像で細部まで詳細に表示され、より細かな操作が可能となったことで治療成績の向上が期待されます。
  • 2人で同時にロボット手術を行うことが可能(デュアル・コンソール仕様)
    2人の術者で作業分担をし術者の負担を軽減できます。また、執刀医が手術操作を行う一方で研修医が同じ視野で操作を学んだり、研修医が手術操作をする際に指導医が適切に指導・介入したりできるなど、手術の質の向上と医師の学習効果向上が期待されます。
  • 安全機能の向上
    コンピュータ制御により機器不良のリスクを低下させ、より安全な手術が可能となりました。
  • より多くの手術機器(鉗子など)がロボット手術で使用可能
  • スキルシミュレーター搭載による教育面の向上

※コンソール … 医師が鉗子を操作する機械。3次元立体画像を見ながら両手で操作します。

ダヴィンチsi 2