脳とこころの医療センター 概要

診療施設名

脳とこころの医療センター

センター長

前垣センター長
           前垣 義弘

施設の概要

 脳神経疾患、心の病には、症状や治療についてそれらを診る診療科の分野が重なる部分、あるいは複数の診療科で診るべき疾患も多いものです。以前は、脳幹性疾患研究施設として、研究面では、神経内科、脳神経外科、脳神経小児科が同じ施設に属していましたが、診療の面では、離れた場所に外来がありました。
 この脳幹性疾患研究施設を改組し、平成23年3月より、これら3診療科に精神神経科が加わり、「脳とこころの医療センター」を立ち上げ、4診療科が同じセンター内で隣あって診療を開始いたしました。患者さんが、このセンターを受診して良かったと思われるように努力することが大切だと考えています。

業務内容

 各科単位では、今までと同じように診療を行っています。複数科にまたがる、あるいは複数科で診るべき患者さんの紹介が、より容易となってきました。例えば、脳卒中の診療においては、神経内科、脳神経外科が共同で診るようなシステムができつつあります。また、平成24年4月より、脳とこころの医療センター内に総合診療外来を設置し、頭痛、てんかん、うつ症状、認知症のように、どの診療科を受診するか分からない患者さんの初診をその日毎に4診療科から医師が出て診療し、診療科を決めるシステムを立ち上げています。

特徴的な医療機器等

  • 神経内科:各種生理検査、難病支援センター、認知症の早期診断
  • 脳神経外科:高次脳機能障害外来
  • 脳神経小児科:発達障害の診断治療、遺伝性疾患のカウンセリング
  • 精神神経科:脳血流測定器、定電流双極性短パルスは波治療器、認知症矯正リハ

特色

複数科にまたがるむずかしい症例では、4診療科の医師、看護師が集まり、2か月に一度臨床検討会を行っています。4つの診療科が、連携し、ひとつのセンターとして設置している病院は、日本で本院だけであり、このセンターの存在が広く知られるようになれば、地域の患者さんあるいは地域の医師にとりましても、病院の受診、病院への紹介が容易意になり、より的確な医療がなされることになります。

外来診察日

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