診療内容

頭頸部がん

頭頸部がん

対応可能な診療科

特徴のある診療(診断・治療)

1.頭頸部がんに対する機能温存治療
頭頸部癌のうち多くは扁平上皮癌と呼ばれるタイプで、比較的放射線がよく効く癌ですので、初期の喉頭癌などでは放射線治療単独で根治することもあります。しかし多くの進行癌では根治しないことが多く、抗癌剤と組み合わせたり、術後の再発予防に用いたりします。化学療法(抗癌剤)は頭頸部癌では他がんと比べて効果的なことが多いものの化学療法単独での根治は困難で、手術治療や放射線治療の補助療法として用いられます。術後や再発時の維持療法として用いることもあります(化学療法外来)。また、治療後の再発予防を目的とした臨床研究も行っています。これらを考慮しつつ患者・家族と相談し、治療方針を決定します。

2.頭頸部癌に対する機能温存治療
2013年1月より、当科で手術ロボットを用いた経口的咽喉頭癌切除術を開始しました。口からロボットを導入し、咽頭内腔より癌を切除する手術であり、嚥下(飲み込み)機能を温存できるメリットがあります。現在は、中咽頭癌・下咽頭癌・声門上癌の早期癌に行っています。

3.山陰で唯一の人工内耳手術認可施設
平成15年3月に山陰で初めての人工内耳挿入術を施行しました。手術後1週間で音入れをしました。子供なので最初は初めての充分な音の感覚に驚き、泣き出しましたが、すぐに慣れました。手術後1ヶ月後頃から周囲の音に気づきはじめ、現在ではことばを聞き取ろうとする姿勢が向上してきています。 7月に2例目の女の子の人工内耳挿入術を施行しました。この子は小さい頃は補聴器を使えていましたが、難聴が悪化し、補聴器が使えなくなった症例です。音入れ直後から人工内耳を使ってことばを聞き取れるようになってきています。

診療実績

喉頭がん

(平成16年~平成21年)

病期分類 症例数(人) 5年生存率(%)
Ⅰ期 39 97.5
Ⅱ期 19 77.6
Ⅲ期 4 75.0
Ⅳ期 20 61.5

咽頭がん

(平成16年~平成21年)

病期分類 症例数(人) 5年生存率(%)
Ⅰ期 5 100.0
Ⅱ期 4 100.0
Ⅲ期 4 100.0
Ⅳ期 41 52.0

舌がん

(平成13年~平成18年)

病期分類 症例数(人) 5年生存率(%)
Ⅰ期 5 100.0
Ⅱ期 6 83.3
Ⅲ期 1 100.0
Ⅳ期 9 55.6

頭頸部がんに関する解説

独立行政法人国立がんセンターがん対策情報センターサイトをご確認ください。
喉頭がん
上咽頭がん中咽頭がん下咽頭がん
舌がん

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