診療内容

子宮がん・卵巣がん

子宮がん・卵巣がん

対応可能な診療科

特徴のある診療(診断・治療)

当科では、4名の婦人科腫瘍専門医を中心として、これらの悪性腫瘍に対して各症例に最適な根治術(こんちじゅつ)(完全摘出を目標とした手術療法)を行っています。

■妊孕性温存手術(妊娠の可能性を残すがんの手術療法)
1.初期の子宮頸がんに対して行われる、子宮頸部円錐切除術のみであれば、妊娠は可能です。
一方、浸潤した子宮頸がんの手術術式としては子宮をすべて摘出することが一般的です。しかしながら当科では、妊孕性を残す目的で広汎子宮頸部(こうはんしきゅうけいぶ)摘出術という新しい手術を試みています。この手術は、子宮の頸部と骨盤リンパ節を摘出した後に、残った子宮の体部(子宮の上方)と腟とをつなぎ合わせる手術です。比較的初期(Ia1期からIb1期)であればこの手術が適応となる場合があります。この手術が可能かどうかは、がんの広がりや大きさによって異なります。

2.初期の卵巣がん(Ia期)では妊孕性を温存できる可能性があります。
患側付属器とともに大網、骨盤および傍大動脈リンパ節の摘出を行います。 がんの種類や性質によっては、この手術が不可能な場合があります。

3.妊孕性温存手術は標準的な治療法ではなく、慎重にその適応を検討する必要があります。
その施行にあたっては患者本人が挙児を強く希望していることや、患者および家族に病気を深く理解していただくことが必須となります。また、慎重かつ長期間のフォローアップも必要となります。挙児希望がある方は是非ご相談下さい。

診療実績

子宮頸がん

(平成22年~平成26年)

病期分類 症例数(人) 5年生存率(%)
0期(上皮内がんまたは上皮内腺がん) 96 100.0
Ⅰ期 80 100.0
Ⅱ期 40 63.2
Ⅲ期 18 46.0
Ⅳ期 26 34.7
合計 164 72.8

子宮体がん

(平成22年~平成26年)

病期分類 症例数(人) 5年生存率(%)
Ⅰ期 109 93.1
Ⅱ期 4 75.0
Ⅲ期 26 83.5
Ⅳ期 16 44.8
合計 155 84.6

卵巣がん

(平成22年~平成26年)

病期分類 症例数(人) 5年生存率(%)
Ⅰ期 40 100
Ⅱ期 14 100.0
Ⅲ期 54 44.3
Ⅳ期 24 28.9
合計 132 64.4

子宮がん・卵巣がんに関する解説

独立行政法人国立がんセンターがん対策情報センターサイトをご確認ください。
子宮頸がん
子宮体がん
卵巣がん

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